
Initiatives/Achievements
取り組み・実績のご紹介
初めまして、丘つむぎです。
中学校で不登校指導員として10年間勤務し、
その後、不登校専門の心理カウンセラーとして活動してきました。
これまでに2年間で約1,000人以上の方とお話ししてきましたが、
どの子にも、どのご家庭にも、それぞれの「ペース」と「物語」があることを強く感じています。
不登校は「止まってしまった時間」ではなく、“これからの自分を見つめ直すための大切な時間”だと思っています。焦らなくて大丈夫。自身の娘も不登校の経験がある中で、寄り添うだけでなく光になってまいります。その子らしさを大切にしながら、ゆっくりと一歩を見つけていけるように——
そんな想いで、日々カウンセリングを行っています。
理念は──マイナスから0ではなく、無限大へ。
立ち止まることは終わりではなく、無限の途中。
比べない・急がない・否定しない関わりを大切にしながら、子どもが本心を言葉にできるように、親が「どう関わればいいか」を見つけられるように、そして、誰もが“自分の光”を思い出せるように支援しています。立ち止まっているように見える時間も、必ず意味があります。その時間ごと肯定しながら、あなたと一緒に“無限の途中”を歩んでいけたら嬉しいです。
無理に話さなくていい。
その時間も、意味があるんです。

はじまりは“断るため”の訪問でした
私が不登校指導員として中学校に関わり始めたのは、教育委員会からのご依頼がきっかけでした。当時、7歳と5歳の子どもを育てており、思春期の中学生と向き合うことに自信がなく、一度は「お断りしよう」と校長先生に直接ご挨拶に伺いました。そのとき、校長先生からいただいたのがこの言葉です。「そのままのあなたで大丈夫です。子どもたちの“居場所”になってください」この言葉に背中を押され、「私にもできるかもしれない」と一歩を踏み出しました。
子どもたちの“光”を見つけて
現場で出会った子どもたちは、自分を責め、時には命をかけて「逃げるしかない」と思い詰めていました。でも本当は、「未来を描きたい」「笑顔になりたい」——そんな願いを、心の奥にちゃんと持っている。私は「どんな自分でもAll OK」と伝え、「人生は楽しんだもん勝ちだよ」と言葉をかけ続けました。
そして、フリーの道へ
けれど学校現場には制度の壁も多く、「救いたい命に届かない」もどかしさもありました。また、不登校の背景は家庭や地域にあると気づき、もっと自由に支援できる形を選びました。
いま、届けたい想い
今の私が大切にしているのは、「正しさ」ではなく「同じ目線で寄り添うこと」。大人の立場から決めつけるのではなく、子どもやご家族の想いをていねいに受けとめ、そっと光を灯す存在でありたい——そう願っています。
history
丘つむぎが不登校カウンセラーになるまで
大切にしていること
solが何よりも大切にしているのは、“心に寄り添う姿勢”です。子どもが安心して自分を表現できること、親子が互いを理解し合えること、そして一人ひとりの想いに合わせたサポートを届けること。比べず、急がず、否定せず──。その人のペースを大切に、光を見つけるお手伝いをしています。

01
子どもの本心を引き出す対話力
子どもが“話したい”と思える安心の空間づくり。solでは、表面的な態度や言葉の奥にある「本当の気持ち」に寄り添いながら、子ども自身が心の中を少しずつ言葉にできるよう支援します。「答えを急がない」「ペースを尊重する」「小さなサインも見逃さない」——そんな関わりを通じて、笑顔と自己表現を取り戻す時間をつくります。

02
親子の“架け橋”になる支援
家庭と学校、どちらの現場も知るからこそできる「つなぐ」支援。子どもの言葉を親にわかりやすく“翻訳”し、親御さんの想いも丁寧に届けます。「子ども vs 親」ではなく、「子どもと親がチームになる関係」へ。互いを理解し合い、“味方がいる”という安心感を育むことで、家庭の空気が自然とやわらかく変わっていきます。

03
豊富な現場力とオーダーメイドの対応
10年以上の現場経験と1,000件以上のカウンセリング実績。一人ひとりに合わせた“その子だけの対応策”を提案します。「どうしたらいいかわからない」という不安を具体的 な行動に変え、今日からできる一歩を一緒に見つける——。
理論よりも現実に寄り添い、親も子も前を向けるサポートを行っています。
1.初回相談 受付(公式LINE・フォーム)
公式LINE・Instagram・お問い合わせフォームよりご連絡ください。「まずは話を聞いてほしい」「どこから相談すればいいかわからない」でも大丈夫です。お子さん本人・保護者どちらからでもご相談いただけます。
2.お子さまの本心を引き出します。
(初回面談~関係構築の段階)
安心できる空間で、無理に話を引き出さず、子どもが“自分のタイミングで”心を開ける関係づくりを行います。
3. 親子の架け橋になります。
(中間段階での翻訳・共有支援)
子どもの気持ちを親へ、親の想いを子へ。双方の言葉をつなぎながら、誤解や不安を和らげ、“親子がチームになる”関係づくりをサポートします。
4.現場力に基づいた具体的提案
(継続支援・フォロー段階)
10年以上・1,000件以上の現場経験をもとに、その子・その家庭に合った具体的な対応策を提案します。「今日からできる一歩」を一緒に見つけていきます。
Usage flow
ご利用の流れ
※お写真はイメージです。
先生の言葉が今も背中を押す光です。
Y・N さん 19歳 元生徒

私がつむぎ先生に出会ったのは、中学生の時でした。 当時の私は学校に行くのが難しく、行けても別室で過ごしていました。 そんな私にいつも優しく声をかけてくれ、たくさん話を聞いてくださったのが菊池先生です。 今でも忘れられないのは、先生が足音で誰が教室に入ってくるのかを当てていたことです。 朝、私が教室に入った時に「今の足音、絶対ゆっちゃんだと思った」と笑顔で言ってくれたことがありました。 その言葉を聞いて、“学校で私を待ってくれている人がいるんだ” と感じ、とても嬉しかったのを鮮明に覚えています。 先生がいてくれたからこそ、楽しく学校に行けるようになり、自分のペースで前に進んでいいんだと思えるようになりました。 たくさんの相談にも乗ってもらい、先生の言葉に何度も救われました。 2年ちょっとの付き合いでしたが、あの時間は今でも私の中で特別です。 ふと思い出すたびに「またあの頃に戻りたいな」と思えるくらい、温かい日々でした。 そして、私もこんな先生になりたいと思うようになりました。 今は放課後児童クラブで子どもたちと関わる仕事をしながら、資格取得のための研修を受けています。 4月からは大学に進学する予定です。 これからも児童福祉に関わる仕事を続け、つむぎ先生のように寄り添い、信頼される先生になりたいと思っています。
いつも私の心を見つけてくれていました。
Y・Nさん 19歳 元生徒

私は中学生の時人間関係が上手くいかず不登校になりました。そのため、学校の中にあった別室というところに通うようになりました。 そして、別室でつむぎ先生と出会いました。 悩み事があった時、辛いことがあった時、気になることがあった時すぐ 菊池先生に相談してました。 つむぎ先生は真剣に話を聞いてくれて、解決策も一緒に考えてくれました。今までマイナスしか考えれなかったこともつむぎ先生に話をするとプラスに考えれて、明るくなれました。今私が学校生活を明るく送れているのもつむぎ先生のおかげだと思っています。 いろんな理由で不登校になっている子達がたくさんいると思います。 私はつむぎ先生に話を聞いてもらって気持ちが楽になりました。悩み事や少しでも気になっていることがあるのならば相談してみてはいかがでしょうか。 それから、つむぎ先生はとてもフレンドリーで明るいので気軽に話が出来ると思います!
先生と出会って毎日が好きになりました。
A・Uさん 21歳 元生徒

私は小学四年生のとき、転校をきっかけに不登校になり、家族以外との会話もほとんどないまま中学校に進学しました。 「心機一転、みんなと同じように登校しよう!」と意気込んだものの失敗し、自尊心が傷ついていた頃に、中学校の別室で先生に出会いました。 最初は、あまりに明るくて、私が返事をしなくても何度も話しかけてくれる先生を、正直少し警戒していました(笑)。 それまでに出会ったカウンセラーや不登校支援の方たちが、笑顔で自分のことを根掘り葉掘り聞いてくるのが苦手だったからです。 でも、いつからか分かりませんが、私が読んでいる本や好きなことに合わせてたくさん話をしてくれる先生がいる日に登校したい、と自然に思うようになっていました。 嘘なしで自分と向き合ってくれて、「あっちゃんはいいところがいっぱいあるんよ!」と何度も言ってくれたことを、今でも覚えています。 そのおかげで、教室には上がれなくても、いろんなことにチャレンジできたと思います。 今、私は通信高校を経て、大学でバイオテクノロジー系の研究をしています。 不登校だったこともあり、正直日々を乗り越えるのが辛いときもありますが、やりたいことをできている今の状況にとても感謝しています。 将来やりたいことはたくさんあって定まってはいませんが、製薬など人のためになる研究をする仕事や、その研究の価値を守る知的財産の仕事、また、子どもたちに教育の機会を平等に与える活動にも興味があります。 今の自分があるのは、本当に先生のおかげだと思っています。 不登校だった期間はつらいこともたくさんありましたが、先生と出会い、自分を見つめ直せたとても大切な時間でもありました。 先生が活動の幅を広げていかれることで、昔の私のような人がきっともっと救われるのだろうと確信しています。 これからのご活躍を心から応援しています。 またぜひご飯行きたいです!
卒業生の声
先生と出会ったことで、前を向けるようになった——。ここには、そんな一人ひとりの“声”が集まっています。solのカウンセリングは、結果よりも「心が少し軽くなる瞬間」を大切にしています。子どもたちやご家庭がどんな思いで歩んできたのか、そのリアルな声をお届けします。
